本研究所が発行するジャーナルは、アグリフードビジネス分野における学術研究および実践的知見の発展を目的として創刊されます。AI時代において、人間的活動の重要性がますます高まる中、「食」に関するアグリカルチャーとフードビジネスは、人間的領域の最たるものであり、今後もますます発展を続けていくと考えられます。
学術性と社会的有用性の両立を重視し、基礎研究から応用研究まで幅広い成果を国際的に発信することを使命として、学際的視点や国際的視野を積極的に取り入れ、当該分野の将来を切り拓く知のプラットフォームとなることを目指しています。
本誌は、農業、食品産業、流通、消費、地域経済、国際市場、経営戦略、技術革新、持続可能性など、食と農をめぐる幅広い社会的・経済的課題を対象とします。AIやデジタル技術が社会に浸透する時代においても、食料生産、食品加工、流通、販売、消費、食文化に関わる活動は、人間の生活、地域社会、国際経済と深く結びついた重要な領域です。本誌は、こうしたアグリフード分野を、人間的活動と社会的価値創造の中核的領域として位置づけ、その理論的・実証的・実践的研究を推進します。
本誌が対象とする主な学術分野は、農業経済学、食品産業論、経営学、マーケティング論、国際ビジネス論、流通論、地域経済学、開発経済学、環境経済学、サステナビリティ研究、食料システム研究、イノベーション研究、消費者行動論などです。また、これらに関連する政策研究、技術経営、データサイエンス、AI活用、地域振興、フードテック、食文化研究などの学際的研究も対象とします。
研究対象は、基礎的な理論研究に限らず、企業経営、農業経営、食品産業、サプライチェーン、国際貿易、地域ブランド、消費者市場、食の安全、環境負荷低減、持続可能な農業、スマート農業、食品ロス削減など、実社会における課題解決に資する応用研究も含みます。
原著論文:アグリフードビジネス分野における独創的な研究成果をまとめた論文を指します。明確な研究目的、先行研究の整理、適切な研究方法、分析結果、考察を備え、学術的な新規性および当該分野への貢献が認められるものを対象とします。理論研究、実証研究、定量分析、定性分析、比較研究、政策分析などを含みます。
総説論文:特定の研究テーマ、理論、実践領域、政策課題などについて、既存研究や関連資料を体系的に整理・検討し、当該分野の到達点、課題、今後の研究方向を示す論文を指します。アグリフードビジネスに関する学術的議論や実務的知見を総合的に把握し、新たな研究課題や理論的展望を提示するものを対象とします。
短報:速報性または限定的ながら重要性を有する研究成果を簡潔に報告するものを指します。予備的調査、初期的分析、新たなデータや方法の提示、実務上有用な知見など、今後の研究展開に資する内容を対象とします。原著論文ほど包括的な構成を求めない一方で、研究目的、方法、結果、意義が明確に示されていることを重視します。
事例報告:企業、農業経営体、地域、行政、団体、プロジェクト、サプライチェーン、商品開発、マーケティング活動、国際展開、地域振興など、具体的な事例に基づく実践的知見を報告するものを指します。単なる活動紹介ではなく、事例の背景、課題、取り組み内容、成果、課題、応用可能性を整理し、アグリフードビジネス分野における実務的・教育的・研究的意義を示すものを対象とします。
本誌は査読あり学術誌として、オンライン投稿・査読システム「Editorial Board」を導入しています。編集事務局と査読者が協力して公平かつ迅速なチェックを行い、投稿論文が科学論文としての倫理的および方法論的な基準を満たしていることを確認するために、ダブルブラインド査読を採用しています。
本誌はオープンアクセス誌であり、クリエイティブコモンズライセンスの下で出版と同時にオンライン上に公開されます。研究所によるアーカイブ管理に加えて、著者自身による即時アーカイブも許可しており、即時OA方針に基づく運用を行っています。
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投稿された原稿は、編集事務局でテクニカルチェックを行い、本誌の目的および範囲に合っているかや科学論文として最低限の基準を満たしているかを確認します(この段階で著者に返却されることがあります)。テクニカルチェックを経た原稿は、ダブルブラインド査読の対象となり2名の査読者に割り当てられます。査読者の報告に基づき、編集事務局は著者に査読結果を通知し、必要に応じて再投稿や修正投稿を求めます。修正が必要な場合、採択のレベルに達するまで著者と編集事務局の間で修正と確認のやり取りを繰り返し行います。掲載にあたる十分な質が確認できた段階いで原稿が採択され、本誌への掲載確定論文として扱われます。
本誌は、毎年2月末日に発行します。
本誌では、著者による研究成果の発表を支援し、アグリフードビジネス分野における学術研究の発展と知見の普及に貢献するため、当面の間、論文掲載料(Article Processing Charge:APC)を無料とします。原稿の投稿、査読および掲載にあたり、著者に費用をご負担いただくことはありません。査読を経て採択された論文についても、論文掲載料は発生しません。
本誌の発行、ウェブサイトの維持管理、査読・編集および出版等に必要な費用は、羽生アグリフード国際研究所が負担します。なお、今後、学術誌の運営方針や出版体制等の変更に伴い、論文掲載料に関する制度を変更する場合があります。変更する場合は、本誌ウェブサイトにおいて事前にお知らせします。